外出先での「もしも」に備える。子どもに持たせたい携帯防災ポーチとおススメの防災アプリ
大学生になった長女と真ん中ちゃん。末っ子ちゃんも高校生になりました。
子ども達の行動範囲が広がりお友だちと遠出をする機会も多くなりました。
どんな人でも地震災害に合った時の事を考えると、
「せめて災害に合う時は家族が一緒にいる時で」
「なるべく家の近くで」と思うはず。子どもが小さければなおさらです。
日本に住んでいる以上いつどこで地震災害にあうかはわかりません。
災害時は、可能であれば地元で家族と一緒にいる時にしてほしい…(できれば災害にはあいたくないけど…)
この記事は
- 外出先で「地震災害」にあった時、最低限の対応ができる防災グッズの中身
- おススメの防災アプリ
- 「もしも」の時、家族での約束ごと
について書いた記事となっています。
子どもが成長し、子ども個人で行動することが多くなってきました。家族と離れている時に「災害」にあうことも想定し、家族での約束ごとや、子ども達一人ひとりに持たせている携帯防災ポーチの中身・家族で共有している防災アプリについて紹介しています。
携帯用防災ポーチ
これはH&Mで購入した化粧ポーチ。横サイズ約15cm×高さサイズ約10cm×マチは約10cmです。
中身は防災グッズが入っていますが、やはりポーチの見た目は超重要!
可愛いポーチで携帯したい!
ひと目みただけでは、これが防災グッズとは判らないはず。(たぶん)
防災ポーチの中身に何を入れるかを考える前に、子ども達が携帯してくれるであろうサイズのポーチを先に決めました。
「あれも!これも!」と中に入れる物を先に考えてからポーチを購入すると、持ち歩くポーチが大きくなりすぎてしまう可能性があるからです。
そうなってしまうと…
大きくて、重くて持ち歩きたくない…
と、持ち歩いてもらえなくなります。
そうでなくてもミニバックを使う時は防災ポーチは持ち歩いてもらえない…
オシャレが大好きな我が家の3人娘。好きな洋服を着て、それに合うカバンも重要のようで携帯とお財布しか入らないような小さなバックでお出かけすることも。そんな時は防災ポーチは携帯してもらえないのは悩ましいところ。地震がきませんようにと、思うしかありませんよね…
ポーチの中身
化粧ポーチに入れている物を紹介します。
①マスク
万が一、外出先で避難所などに行くことになった時にあるといいだろうなと思いました。
ホコリを避けることができますからね。
また真冬だった場合は、防寒として少しは役に立ちそうです。
この防災ポーチを用意したのはコロナ前でした。コロナ前の生活では真夏にマスクを使う事がなかったため、防災ポーチにマスクを1つ入れました。
幸か不幸か、今は常時マスク着用の日々のため、替えのマスクは日々持ち歩いているようですが、コロナ収束後はマスクをしない日々がくるはず(そうあって欲しい希望をこめて)なので、マスクは必須アイテムとしていれています。
②サバイバルシート
軽量でコンパクトサイズの為、小さめの化粧ポーチにも入ります。外出先でのブランケット代わりにもなりますし、一時的に熱さ寒さもしのぐことができます。
「生きて帰宅する」が第一の為、被災先での体力温存に使って欲しいと思っています。
③携帯用トイレ
何より困るのが「トイレ問題」。日頃から「電車に乗る前はトイレに行っておくといいよ」と伝えてはありますが、避難先で万が一トイレが使えなかった時、携帯トイレセットがあれば数回の危機を乗り越えられるはず!
自宅用に購入した大量用セットを小分けにして3回分を防災ポーチにいれています。
④ライト
光がないと不安になりますよね。これはかなりコンパクトな携帯用エマージェンシーライト。およそ10年保存できるという優れもの。両手をふさぐ事がなくヘッドライトとして使う事もできますし、首にかけることもできます。しかもホイッスル付き!
できればホイッスルを使う場面には遭遇したくないよ
⑤防災メモ
無印良品で無料配布されていた「家族できめておく連絡のルール」に家族の携帯番号を記入しています。私も家族の携帯電話番号は暗記できてないので、文字で書いてあれば安心です。
無印良品のサイトからダウンロードできますよ!
災害用伝言ダイヤルの使い方も記載があるので助かります。
⑥除菌シート
アルコールタイプの除菌ウエットシート。
水が使えない時、あると何かと便利です。防災用なのであえてアルコールタイプを選んでいます。
⑦首都圏鉄道路線図
「どうして、路線図?!」と思うかもしれませんが、家族での外出は基本車の我が家。娘3人は小さい頃からあまり電車に乗っていないので、路線図にとにかく弱いのです。
外出先で災害にあった時、自分の居場所を知るのも大事ですし、その時に動いてる交通手段でどう乗り継ぎをしたら自宅まで帰れるのかを考える事ができます。もしスマホの電池が切れてしまったら検索すらできません。家族の電話番号メモ同様、アナログな情報は大事です。
⑧ポケットテッシュ
(いつも)持ち歩いているはずのポケットティッシュ。防災ポーチにも念のため1つ入れています。
⑨モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは防災ポーチには入れていませんが、いくらカバンが小さかろうと娘たちは外出する時、必ずモバイルバッテリーをもってでかけます。(褒めるポイント!)
スマートフォンを持ち始めた時から、モバイルバッテリーは防災グッズの1つとして購入し持たせました。
バッテリーは超重要!
おススメの防災アプリ
ココダヨ
家族で防災アプリ「ココダヨ」をインストールし利用しています。
2名~8名のグループ設定が可能で、緊急時に登録したメンバー間で安否確認や位置情報の共有ができるサブスクリプションサービスです。
グループ人数 | 月額料金 |
---|---|
2人コース | ¥180 |
4人コース | ¥360 |
6人コース | ¥500 |
8人コース | ¥580 |
地震が発生すると通知が届きます
今いる位置情報を共有できる
震度5弱以上の地震が発生した時、グループに登録したメンバーの今いる居場所の共有ができ地図上にその位置を確認することができます
私(かあさん)の「ココダヨ」アプリ画面表示です
安否確認機能がある
緊急地震速報に連動し、震度5弱以上の地震が発生した時はアプリから各自の安否確認の通知が届きます。
この3つの選択肢から、自分の安否を報告します
- 無事です
- たすけてください
- 今は報告しない
※安否確認のサンプル表示はココダヨのサイトをみてください
災害時はなにより安否確認はしたい!
最寄りの避難所がわかる
外出先で災害にあった時、慣れない場所だとどこに避難所があるかわからないですよね。
「ココダヨ」アプリでは今いる位置情報から最寄りの避難所を教えてくれます。地図も表示させることができるので見知らぬ土地でも避難所まで行くことが可能です。
災害履歴や気象情報
地震災害の時は余震もきになりますよね。気象情報もココダヨアプリで確認することができます。
アプリダウンロード
防災の意識をもつため、万が一のときの為に課金しています。
家族での約束ごとを決める
災害用伝言ダイヤル(171)のパスワード
安否確認の手段として、災害用伝言ダイヤル(171)があります。
災害用伝言ダイヤル(171)とは地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
家族間で 暗証番号 (数字4ケタ)を決めておき、伝言録音時に予め決めた暗証番号を入力するようにします。 その暗証番号を知っている方のみが伝言を再生できるので、より確実に安否確認をすることができます。
災害用伝言ダイヤル基本的操作方法はこちら
災害用伝言ダイヤルは、加入電話・ISDN・ひかり電話・携帯番号・PHS・IP電話の電話番号を登録番号としてご利用可能です。電話番号は市外局番から入力する必要があります。
避難集合場所の確認
自宅に避難できない時、家族間で最寄りの避難所をどこにするのかを決めておくといいと思います。
「災害時、我が家の集合する避難集合は○ ○ だよ」と決め、家族で確認・共有しています。
まとめ
「災害は忘れた頃にやってくる」といいますが、万が一の時に備えてできる限りの準備と心がまえをしておくべきです。
ですが準備や備えをしていても、実際に災害にあった時は冷静に行動できないかもしれません。
それでも家族間で災害時の約束ごとなどを日々の生活の中で話しておくことはとても大切だと思います。
携帯防災ポーチを準備はしましたが、できれば使う機会がないことを祈るばかりです。
生きて帰ってくるのよ!