【徹底レビュー】15年使っているアラジンストーブ。面倒?おしゃれ?購入を迷っているあなたに読んでほしい!
現在の家に引っ越しをしてからリビングの暖房は「アラジン ブルーフレームヒーター」を使い、かれこれ15年ほど毎冬はアラジンストーブのお世話になっています。
お友だちの家ではなかなか見ないストーブだよね?
この記事は
- アラジンストーブについて知りたい方
- アラジンストーブの使い勝手が知りたい方
- アラジンストーブを買おうか悩んでいる方
にむけた記事となっています。
アラジンストーブは電気を使わない暖房器具。
すぐに部屋は暖かくはなりませんが、風も音もなく、ゆっくり・ふんわりと部屋を暖めてくれます。
見た目もレトロでオシャレでかわいい、停電の時も使える暖房器具です。
アラジンストーブ
魔法のランプのロゴがかわいい家電のブランド「アラジン」
90余年前から基本的なモデルチェンジはしていないそうです。
ちょっぴり懐かしいフォルムがかわいい
青い炎(ブルーフレーム)が印象的な石油ストーブです。
アラジンストーブの困ったところ
- 灯油を買いに行かなくてはならない
- 灯油代がかかる
- すぐに部屋が暖かくならない
- タイマー機能がない
- 灯油缶をアラジンを置いてある場所まで運ばなくてはいけない
- 着火するときに、ライターなどの「火」が必要
- 使用中に直接触ると火傷をする個所がある(危険)
灯油の買い出し&灯油代
石油ストーブのため、灯油の買い出しは必須です。
これは仕方がありませんね。
東京の18ℓの灯油の店頭価格は約1900円。(2022年1月13日調べ)
アラジンのタンク容量は4.1ℓ。
灯油のポリタンク18ℓで約4回アラジンストーブに灯油を入れられます。
4.1ℓの灯油でアラジンの燃焼持続時間は15時間。(アラジンホームページ参照)
灯油18ℓで約60時間使う事ができます。
我が家は私が仕事から帰宅する夕方17時頃~23時頃まで(平日は約6時間)アラジンをつかっているので、18ℓは約10日分になります。
アラジンストーブは着火の際に火を使うため、
私が帰宅するまではアラジンは使わず、エアコン暖房をつけてね
と、あえてアラジンは使わないようにしていました。
その影響があるので、20歳になった長女は今でも自分からアラジンに火をいれようとはしません。
火を使うのは怖いし、面倒だよ
外遊びから帰宅した子ども達が安全&簡単に早く部屋を温めたい時は、スイッチを押すだけのエアコン暖房がおススメです。
タイマー機能がない
電気を使わないため、当たり前ではありますがタイマー機能はありません。
真冬に寝室からリビングに下りてきたとき、リビングが寒すぎて一気に目が覚めます(笑)
そこからアラジンに火をいれても、すぐに部屋は温まってくれません(涙)
そこがアラジンストーブを使っていて「ちょっぴり不便」と感じるところ。
明日は雪が降りそうだね
というような寒さの時は、事前にエアコン暖房のタイマー機能を使って部屋を暖めておきます。
「絶対に暖房はアラジンストーブしか使わない!!」という事でもないので、我が家はエアコン暖房も併用しつつ、臨機応変にアラジンストーブを使っています。
アラジンのある場所まで灯油ポリタンクを持っていかなければならない
「アラジンストーブはリビングに置く」という方が多いかと思います。
アラジンの灯油が空っぽだよ
アラジンに灯油を入れようと思ったら、灯油のポリタンクをアラジンを置いてある場所までもっていかなくてはなりません。
18ℓ満タンのポリタンクは18kg!
お、重い!!
そうなんです。満タンのポリタンクは重いのです。
ですが、使っていくうちにポリタンクはだんだんと軽くなっていきます。
「重い!」と思うのは最初だけ、ですね。
気になる方はポリタンクを置くときに床が汚れないように新聞紙を敷くなど、対策する必要があるかもしれません。
燃焼中に触ると危険
本体上部から温かい空気が出るため、燃焼中、特に本体上部は高温になります。
我が家はアラジンを使い始めた時、末っ子ちゃんは産まれたばかり。
私が小さい頃からつかってるよね。
アラジンストーブを購入した時から現在までストーブガードを使っています。
ストーブガードがあっても、絶対安心という訳ではありません。
つかまり立ちができるような月齢になれば、ストーブガードにつかまり、アラジンに手を伸ばすこともできちゃいます。
立てなくても、ストーブガードの隙間から小さいお子さんの手はすり抜け可能です。
アラジンストーブ以外でも石油ストーブ、遠赤外線ストーブなど小さいお子さんが触ってしまうと危ない暖房機器はあるかと思います。
どの暖房機器を使うようになったとしても、保護者が十分に注意する必要があるので、一概にアラジンストーブだけが危ない、という訳ではありません。
ただストーブガードがあることで、ストーブを触ると危ない、ストーブの周りで遊ばないなど、子ども達も理解しやすいのではないでしょうか。
子ども達が成長し、ストーブガードは設置しなくてもいい我が家ですが、長年ストーブガードを設置していたので、ないとなんだか不安なため今でも設置しています。
着火グッズが必要
アラジンに火をつける時は、ライターが必要です。
安全ロック付きのライターを使っています
注入式だと繰り返し使えて経済的です
火を扱う際は十分に注意をしてください
アラジンストーブのいいところ
- 青い炎でほっこり優しい気分になる
- 風や音がなく、静か
- 部屋が乾燥しずらい
- じんわりと温まり、部屋全体が温まる
- メンテナンスをすることで、長く使うことができる
- 停電の時でも使える
ブルーフレーム
アラジンストーブの特徴の青い炎。
この青い炎の癒し効果は抜群です。
日々忙しい生活をしている中でのんびりとこの炎を見入ることは少ないですが、ストーブの中で燃えている青い炎をチラッとみると何故か安心します。
ゆっくりと部屋を暖めてくれてる実感があるし、青い色がキレイ!
音や風がなく、乾燥しずらい
アラジンは利用している時も音・風もなくとても静かです。
エアコン暖房は、温かい風が吹き出し口から出てくるので風を感じますよね。
温めているはずなのに、風が寒く感じる時があるよね
また、起動時や運転中も音がします。
ですが、アラジンは音や風を感じる事はありません。
本当に静かに部屋を温めてくれます。
アラジンは温めた空気が上にあがり、対流することで部屋全体がまんべんなく温まる「対流式」暖房
これが理由の1つかと思いますが、エアコン暖房よりも乾燥がきになりません。
メンテナンスがしやすい
エアコン冷暖房も定期的なお手入れは必要ですよね。
同じようにアラジンストーブも定期的なお手入れは必要です。
日々のお手入れとしては、内炎板内外面についたホコリやごみを取り除いたり、付属の「しんクリーナー」で芯を掃除したりと、難しい事はなくとても簡単です。
エアコン空調は取付箇所が高い位置にあるので、椅子や踏み台を用意したり、位置が高い分掃除がしずらかったり(手が届かない場合も)しますよね。
アラジンのお手入れをするときは床に座って行えるので、ストレスなく簡単に行うことができます。
簡単にお手入れできますよ!
しんの交換
しんは消耗品です。
使っていくうちにキレイな青い炎がでにくくなったり、しんが繰り出せなくなったら交換時です。
説明書にしんの交換方法が詳しく記載されています。しんの交換はそれほど難しくはありません。
停電時でも使える
電気を使わない暖房器具のいいところ!
(灯油さえあれば)停電時でも使えます!
2011年の東日本大震災の時、計画停電がありました。
当時はまだまだ寒かった記憶があります。
我が家はアラジンストーブがあったお陰で、暖を取ることができました。
アラジンストーブは災害時の暖房機器としても力を発揮してくれます
また、メーカーは推奨していませんが、アラジンの上部にやかんや鍋をおいて煮炊きすることも可能です。
私もなんどか加湿を目的として、やかんを置いたことがありましたが、置いたやかんがツルツルすべって安定せず、やかんが滑り落ちそうな感じがしました。
「これは危ない」と思いその時から、アラジンストーブの上にやかんはのせていません。
災害時に煮炊きができる優れもの!と思う程度にしています。
まとめ
最新の家電製品とはちがい、すぐに部屋が温まることはありませんが、使っていくうちにアラジンストーブの魅力に気付かされてます。
風も音もなく、ゆっくり・じんわりと 部屋が温まっていくのも アラジンストーブの魅力の1つです。
見た目もレトロでかわいい。
暖房器具をインテリアの1つとしても楽しむことができます。
メンテナンスを行えば、なが~く使える暖房器具。
1つの物をながく使っていくのが好きな方にもおすすめです。